東日本大震災を体験し、原子力発電の今後の継続的な利用に消極的となった日本では、現在、再生可能エネルギーの利用を活性化する動きが活発になっていくことが予想される。その中で、24時間サイクルでの変動ということで比較的安定な発電が期待できる太陽光発電は、一戸建ての自宅を有する方々を中心に、最も現実的な発電手段として注目を浴びている。政府が、原子力発電の利用を緩やかに減らし、不足分を再生可能エネルギーで補う方向に舵を切ろうとしている今、太陽光発電を導入するご家庭は増えることであろう。かつて再生可能エネルギー導入に前向きであったドイツでは、太陽光発電の導入に対して多大なる補助金を活用してきた。その結果、ドイツにおける太陽光発電の導入量は、先行する風力発電と肩を並べるまでになった。太陽光発電の発電単価は、一昔前と較べれば、大幅に安くなっていると言えるが、しかしそれでもなお、発電単価は高い側に位置する。太陽光発電の導入を促進するのであれば、今以上の補助で後押しする必要があろう。ただし、太陽光発電だけではやはりバランスが悪く、風力発電などの導入も並行して行っていく必要がある。
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