今後、ネットビジネスが発展していくためには、第1に、優れた技術、優秀な人材を提供する大学や研究所の存在が不可欠です。第2に、この技術を実現するための資金を提供するエンジェルと呼ぶ個人投資家やペンチャー・キャピタル、株式市場の整備が必要です。第3に、会社の経営を援助する会計事務所や法律事務所などの存在、第4に、安価な工業団地や建物、補助金、優遇税制、ローンなどを提供する行政の支援策が必要です。この他にも、情報交換の場、人材を紹介したり、試作品を製造するアウトソーシング会社なども必要です。これらがうまく連携してはじめて、ネットビジネスが軌道に乗ることが可能となります。このために、これらの条件が近い場所に集積していることも重要な条件となります。そして、このすべての条件が完璧に満たされているのがネットビジネスの本拠ともいうべきシリコンバレーです。このために、多くの国で、シリコンバレー・モデルを自国のIT産業発展のための戦略モデルとして研究しています。
未来に勝ち残る企業は、事業環境の中で、事業の定義そのものを見直し、あたかも生命体のように、サプライチェーンを進化させようとしている。それは例えば、ソニーでありデルである。ソニーはプレイステーション事業をグループ中核に取り込み、デジタル革命時代の新たな事業定義、サプライチェーンの再構築を進めている。デルの歴史はサプライチェーンの進化の歴史である。パソコンナンバーワン企業へ躍進したデルは、その原動力であるダイレクトモデルを活用し、三万点を超える商品のサプライチェーンを構築しようとしている。ライバルはアマゾン・ドット・コム。何年か後には、事業定義が根本的に変わっているだろう。多くの日本企業はかつての成功・経験から抜け出せず、進化を止めてしまっていないだろうか?サプライチェーンに定型化したテンプレートはない。進化する企業は、あたかも生命体のように、環境に適応する。最新の道具(例えばIT)を活用し、新たな生産性原理に基づき、最も生命力があり生産性の高い能力の連結体へ進化し続ける。進化のための連続する革命。それが、サプライチェーン革命だ。
共有できるのはデータだけではありません。汎用的に使える機能をWebサービスとしてイントラネットで公開すれば、社内の各システムから利用することができます。このようにWebサービスの導入は、企業内のデータや機能といったリソースを、組織を横断して有効活用することを可能にするとともに、マネジメントにおける迅速な意思決定を支援します。コアコンピタンスの強化とビジネスチャンスの拡大アウトソーシングを活用し、自社の強みに注力することでビジネスを強化企業は今、厳しい競争に勝つためにコアコンピタンス(中核となる能力、強み)をさらに強化することが求められています。企業システムには、コアコンピタンス業務以外に、さまざまなノンコア(非中核)業務が存在しています。
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