初心者でもわかる質屋関連トピック

昔から古本の買い値、売り値は、古書店の経営者の勘と経験で付けるのが一般的であった。古書を売りに行った消費者から見ると、かなり曖昧なところでの査定としか思えなかったのである。それを根底からくつがえして、古本屋のFC展開まで成し遂げたベンチャー企業があるが、そこでの値付けは極めて単純明快だ。新刊時の定価の一〇分の一で買い取り、定価の半値で売るのが原則で、三ヵ月を過ぎても売れない本はすべて百円に値を下げる、というものだ。古本に適正な価格などないと思われていたものが、「手ごろな価格は消費者自身が付けてくれる」との考えのもとに、値付けを明確にシステム化してしまったわけである。買い取った古本は、新刊本と見間違えるほどに洗剤などで手入れされている。店の照明も、これまでの古本屋のイメージを一掃した明るさと清潔感にあふれ、漫画本からビジネス書、文芸書にいたるまで、びっしり品ぞろえされている。中古レコード・CDの場合もオークションなどはほとんどないので、商品の仕入れは、一般消費者からの買い取りがすべてである。それだけに顧客の動向には敏感にならざるを得ないし、気もつかう。質屋を開業するときには、上に記した等を頭に入れておこう。

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